本日のK-1GPならびに年末興行に関する雑感をいくつか。



<藤本がカラケス相手に引退試合>
シュルトを苦戦させるほどの強豪外国人選手相手に引退試合を行う藤本。

肉体的にはそこそこしんどいかもだが、精神的には楽チンな引退試合だと思う。

負けて元々の勝負ほど気楽なものはないからだ。セミリタイア状態で専ら指圧師業に従事している人間が、カラケスにどうやって勝つというのか?(苦笑)

そう言えば昨年あたりだったか、藤本が大減量を敢行しているって話があったが、あれは何だったのか?谷川EPの情報だっただけに信憑性は低くなかったと思う。-70までとは言わなくても、-75くらいまで落とした姿を見たかったなぁ。そして引退試合の相手は佐藤嘉洋。

試合は佐藤の完勝で、MAXが単なる痩せ男達の競演ではないことを世間に知らしめるのだ。

フジテレビの電波に乗る佐藤嘉洋。これも刺激的だ。



<"今年もシュルト優勝"が逆に面白い?>
前回、前々回のエントリーでは気の抜けた勝敗予想をしてみたが、"今年もシュルト優勝"が逆に面白いような気がしてきた。

シュルトの連覇を阻止するべく、審判部の角田が何かおかしなアクションを起こしてくれても面白い。

例えば開幕戦のテーピング問題をここに来てぶり返し、いきなりレッドカードを出して減点1から試合開始とか。それでもKOで勝ってしまうシュルト。

リングサイドで仲良し小良しのK-1ファイターたちが雁首そろえてシュルトの対戦相手を応援するも、涼しい顔で優勝をかっさらう。これまたおかし。

なんでK-1ファイターはこんな間抜けな存在に落ちぶれてしまったのだろうか?正直、悲しい。



<鈴川vs.ゲガール・ムサシ>
MMAアイアンマンによると、Dynamite!!で標記カードが組まれる噂があるとのこと。

真面目に練習している様子の鈴川とは言えムサシに勝てるわけはないが、いいじゃない、大晦日なんだから。ハンパな相手に負けるより、超強豪相手に玉砕した方がカッコがつくじゃない。

ケースバイケースだけど、今回はそのケースだ。

鈴川は大事に育てたいな。なかなかのキャラクターを持ってると思うし、プロ格闘技に対する姿勢が良い。

たぶん根が真面目なのだろう。試合後の囲み取材では記者の質問に丁寧に答える姿が好印象。

でも、それでは物足りないからこその練マザファッカー。セコンド兼マネージャー的存在の彼らは鈴川にとって良好なスパイス。真面目な鈴川も、彼らが悪態をつきはじめると態度が一変。テレビカメラを掌で押さえつけ、“男の中の男は鈴川真一だぜメ〜ン”的な尊大な振る舞いで控室に立ち去るのだ。

鈴川は冗談抜きで男だよ。背中が物語ってるもん。あの背筋は、セメントマッチに対応できるプロレスラーであることを物語っている。



<Dynamite!!で自演乙と青木が対戦?>
K-1ルールと総合ルールをラウンド毎に交互に行うミックスルールになるとか?

K-1ルールの第1ラウンドで自演乙が勝利すると思い込んでる人は甘い。

KO狙いで力むことによってどれだけ動きにキレがなくなるかということと、青木のミドルキックを分かってない。。

誰もが恐れる青木の寝技。自演乙だって総合ルールの第2ラウンドは勘弁だ。何としてでも初回で殴り倒そうとするだろう。

そうなればハンドスピードは落ち、当たっても単なる突きでしかないから、グローブを通じて相手の肉体に衝撃は伝わらない。

逆に青木は若干遠い間合いからミドルキックを蹴る。絶対にこれで倒す必要はないから、力まずのびのびと蹴る。故に、元々キレるミドルがさらに冴える。自演乙は右のパンチが出しにくくなる。

そして勝負は恐怖の第2ラウンドへ…という流れ。



<みんなUFC>
小見川と山本KIDがUFCと契約に至りそうとの噂。

WOWOWで観られるUFCナンバーシリーズに出場してくれたら嬉しい。それだけ。

彼らの進路をどうこう言う権利は我々にはないのだから。

ただ、「日本の格闘技界を守る」と宣言したシンヤ青木には感謝したい。

日本をホームにして、アメリカの選手とは対抗戦という形で試合をしてもらうのがベストだと思う。

日本的な味付けの試合が一番面白いのは間違いないのだから。



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