87552a92.jpg勝者と敗者の明暗。

天国と地獄。

これが見たくて我々は格闘技観戦を続けているのだろうな。

サッカー日本代表がPKでパラグアイに負けた時もショッキングではあったが、人間の本能に直接的に響く衝撃の強さは格闘技の勝敗に勝るものはないと思う。

日曜日にはレスナーの勝利に歓喜させてもらい、昨日は才賀とナオキックにエキサイトさせてもらったが、それにしても地上波で才賀vs.ナオキックをダイジェスト扱いにしたのは失策だったと思う。

これ程までに勝者と敗者が色分けされた、格闘技の醍醐味を堪能させてくれる試合にはなかなかお目にかかれないと思うのだが。

TBSの編集者の見識が低いわけではなく、番組構成上の都合だと思いたいものだ。

さて、これからどうする?的なナオキックだが、当ブログでは今後も彼の動向を追いかけ、紹介していきたい。

ナオキックブログの更新も楽しみだ。リング上で恥をかかせてやると言った相手に返り討ちに遭った男がどのような敗戦の弁を述べるのだろうか?

まさかだんまりを決め込むとか、いつもの如く女子中学生が書くポエムみたいにメルヘンチックな内容で煙に巻くようなことはないだろうな。

こんな風に書くと、またweb新は意地が悪い等と言われるのだろうが、もし才賀が負けていたとしたら洒落にならない状況になっていたはずだ。多数の格闘技ファン、ナオキックファンからの大ブーイングに晒されたであろう。

そんなとてつもないリスクを背負ってまでヒールキャラを貫いた才賀の情熱に比べれば、正直ナオキックのこの負けは軽い。軽過ぎる。その分、これから這いつくばる姿を晒されても文句は言えまい。

冒頭に書いたように、勝者と敗者の明暗を見たいというファンがいるならば、晒し者になるのもプロの仕事なのだ。