前回のエントリーでは、DREAMの人気回復のためにはThe Ultimate Fighter(以下、TUF)の手法を用いたテレビ番組『DREAM版ガチンコファイトクラブ(以下、ガチンコFC)』を放映すべきと言うことで、番組構成の基本ラインを考えました。

格闘技の素養がある不良たちや精神面に難ありの若手格闘家らを集め、エンセン井上チームと桜庭和志with柴田チームに振り分けて、DREAM出場権1枠を賭けて競わせる。若者たちが競い合い、衝突する中で生まれる人間ドラマを見せることで一般視聴者の関心を引き、格闘技エンターテイメントに興味を持ってもらうきっかけを作ることが狙いです。

ここで、1点追加事項があります。コメント欄で指摘を受けたのですが、TUFでは毎週1人がレースから脱落していくシステムになっているとのことで、この厳しさもガチンコFCに取り入れるべき要素だと判断しました。

また、こちらもコメント欄での指摘ですが、不良同士の喧嘩を見せる演出ばかりに注力することなく、プロで通用する本格派選手の育成を第一に考えねばならないことも、基本指針として再確認した次第です。

さて、今回のエントリーから数回のシリーズで、ガチンコFCの2チーム制サバイバルレースをより面白くするためのエッセンスをいくつか提案していきたいと思います。日本格闘技界の将来を憂う皆様方とともに、リアリティショーと言うカテゴリに属するテレビ番組としてのガチンコFCを作り上げていきましょう。

まず、今回はエンセン井上チームの在り方を考えます(在り方ってw)。

練習初日、番組のマスコット的存在のグラビアアイドルを練習場に招き、いじめ抜きます。

マスコットには実際に格闘技好きの女性タレントを起用し、番組内でも事あるごとに格闘技好きであることをアピールさせますが、いきなり怒り出したエンセン井上に「格闘技はそんな軽いもの、違うヨ」「本物のファイター作るためにワタシ呼ばれたヨ。そんな軽薄な番組ならワタシ、コーチ降りるよ」等と捲くし立てられ、号泣。

「あたし、ホントに格闘技が好きなんです(泣)」

「だったら示してみて!Show me your YamatoDamashii!!」

しばし考え込んだ後、エンセンチームの練習生らに混ざって、腕立て伏せや腹筋を始めるマスコット。ひいひい状態になりながらも、引き続き浜辺へのランニングに移行(伊豆の民宿を想定してるんやねw)。早くも息が上がり置いてきぼりにされそうになるが、一部の練習生たちが足を止め、彼女を励ます。

「俺は認めるぜ!君の大和魂!!(ニッ)」

「あ、あ、ありがとうございます(爆泣)」

しかし、そこで“とんでもない事態”が発生。

「オイオイオイ、青春ドラマしてんじゃねえぞ」

「なんだコラァ!!」

浜辺で繰り広げられる乱闘。オンナがきっかけの内紛。 安っぽい人間ドラマだが、掴みは十二分にOK。

そこにエンセンが駆けつけ、練習生らを投げ飛ばす。水飛沫を上げて波間をのた打ち回る若人たち(※波間に消えたのは若人あきら)。

「オマエたち、よく聞け!大和魂は誰のハートの中にもあるもの。それを見せるか見せないかは人それぞれ。オマエたち、自分の大和魂を見せたいなら体で示してみて。彼女みたいに!」

いまいち意味不明の熱弁をふるうエンセン。マスコットもしっかりフォロー。 練習生たちは波間に立ち尽くす。握り拳をそのままに・・・。

以上のように、エンセン自らがトラブルの種を蒔き、乱闘が発生し、それを自ら収束させたエンセンが独特の論理を熱く語るというのが基本的な流れのチームエンセンです。

時々横文字が顔をのぞかせる、いかにも日系人らしいたどたどしい日本語も、視聴者のハートを掴む要素の一つ。

チームエンセンはYamatoDamashiiでDreamTicketを掴むんだヨ!

(次回はチームラフター)