K-1ライト級は当初60kg以下で試合が試行されていましたが、主催者にとって芳しい結果が出なったため、また、スター候補のHIROYAの体の成長に合わせて、63kg以下に設定されて開幕しました。

その結果、過去にキックの団体で行われた60kg以下級のトーナメントを総なめした山本真弘や“伝説のキックボクサー”大月晴明らが初戦敗退し、代わりに大和や松本のようなライト級の選手が幅を利かすようになりました。

こうなると、ミドル級の選手と比較しても体重が7kg軽いだけで、背丈は自演乙やTATSUJIらと変わらず、スピードも目を見張るほど速くない。

K-1ライト級は、構想当初は「K-1SPEED」というイベント名が考えられていたように、スピードの速さが売りになるはずですが、これでは差別化が図れません。

賛否両論あると思いますが、ライト級トーナメント開幕戦を振り返ると、やはり60kg以下がベストだったのかなと思います。

60kg以下ならば、山本や大月が本来のポテンシャルを発揮出来るはずだし、山本元気や国崇のようなスピードのある選手も参戦し、まさに「K-1SPEED」的な試合が展開されるでしょう(07年3月に更新したエントリー「60坩焚爾痢K-1 SPEED』に期待!」参照)。

ただ、主催者としてはキックボクサーのハイスピードよりも63kgクラスの総合格闘家の個性溢れるキャラクターの方が重宝するし、観る側としても、キックボクサーの博覧会になるよりは、異種格闘技戦の様相を呈した大会の方が興味深いはずですから、K-1ライト級が63kg以下に設定されたことは7割方正解と言えるでしょう。

60kgの方が良いと書いたと思ったら、やっぱり63kgで正解。いったい私は今回のエントリーで何を言いたかったのか?

それは、終わったことに物言いするだけの後出しジャンケン的なブログは数あれど、それらとは一線を画し、まともな格闘技ファンの方々とK-1のこれからについてあれこれお話しができる『K-1心中』は楽しいなと。

そんな『K-1心中』の過去ログを紹介したいだけです。

それと余談を一つ。これまで70kg以下のK-1は「K-1WorldMAX」という洗練された呼び方をされてきましたが、MAXの枠内で行われることになった-63kgと区別するためにミドル級と呼ばれることが多くなりそう。これはまずい。ミドル級だのライト級だのって、いかにもキックボクシング的で垢抜けない印象を受けませんか?



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