5月2日のK-1ライト級日本トーナメントで行われた尾崎圭司と小宮山工介の試合は、両者とも回転系の技の使い手ということで、派手な大技の応酬が存分に楽しめました。
特に試合開始直後に尾崎が繰り出したバックスピンキックは圧巻。小宮山の顎に命中し、あと数ミリずれていればKOもあったでしょう。
あのような大技を的確に決めるあたりはまさにプロフェッショナルと呼べる仕事ぶりですが、同じ回転技でもバックハンドブローは禁止にすべきというのが私の持論です。
この尾崎-小宮山戦においてもバックハンドブローが乱れ飛びましたが、前述の華麗なバックスピンキックとは違い、前腕でも肘でも構わないから当たれば官軍と言った様相。プロフェッショナルとは呼び難い目茶苦茶な攻防を見させられました。
解説の魔裟斗も「肘だ、肘、肘」と苦言を呈していましたが、この試合では何発の“バック肘”が出たことでしょうか。
ちなみに魔裟斗自身は現役時代にバックハンドブローを使ったことはほとんどなかったように思います。多分、魔裟斗の美的感覚にそぐわない技だったのでしょう。
K-1における過去の試合では、実際にバックハンドブローでグローブ以外の部分が相手の顔面に直撃したにも関わらず、反則を取られることなくKO勝利となったケースが何度かあります。
ビデオで見返せば反則であることは明白なのですが、もしビデオ判定したとしても、野球のファール判定のように仕切直しできないのが格闘技。白目を剥いて倒れた選手にやり直しはさせられません。
ちなみにボクシングにおいては、グローブのナックル部分以外での攻撃は反則とされています。つまりバックハンドブローは禁止です。
パンチのみ有効のボクシングでさえバックハンドブローは禁止なのだから、蹴りも使えるK-1がバックハンドブローを禁止にしたところで大勢に影響は出ないはず。
何か大きな問題が起きる前に、バックハンドブローは禁止にすべきだと思います。
特に試合開始直後に尾崎が繰り出したバックスピンキックは圧巻。小宮山の顎に命中し、あと数ミリずれていればKOもあったでしょう。
あのような大技を的確に決めるあたりはまさにプロフェッショナルと呼べる仕事ぶりですが、同じ回転技でもバックハンドブローは禁止にすべきというのが私の持論です。
この尾崎-小宮山戦においてもバックハンドブローが乱れ飛びましたが、前述の華麗なバックスピンキックとは違い、前腕でも肘でも構わないから当たれば官軍と言った様相。プロフェッショナルとは呼び難い目茶苦茶な攻防を見させられました。
解説の魔裟斗も「肘だ、肘、肘」と苦言を呈していましたが、この試合では何発の“バック肘”が出たことでしょうか。
ちなみに魔裟斗自身は現役時代にバックハンドブローを使ったことはほとんどなかったように思います。多分、魔裟斗の美的感覚にそぐわない技だったのでしょう。
K-1における過去の試合では、実際にバックハンドブローでグローブ以外の部分が相手の顔面に直撃したにも関わらず、反則を取られることなくKO勝利となったケースが何度かあります。
ビデオで見返せば反則であることは明白なのですが、もしビデオ判定したとしても、野球のファール判定のように仕切直しできないのが格闘技。白目を剥いて倒れた選手にやり直しはさせられません。
ちなみにボクシングにおいては、グローブのナックル部分以外での攻撃は反則とされています。つまりバックハンドブローは禁止です。
パンチのみ有効のボクシングでさえバックハンドブローは禁止なのだから、蹴りも使えるK-1がバックハンドブローを禁止にしたところで大勢に影響は出ないはず。
何か大きな問題が起きる前に、バックハンドブローは禁止にすべきだと思います。
問題は、ただでさえ選手の個性や人間性というのが競技自体が主体になればなるほどある種、抑圧されるのが避けられない中で、ひとつのムーブの規制がさらに選手の個性というのを見づらくしてしまう面が出てきちまうなあと。裏拳規制されたら例えば大月選手なんかは春日のいないオードリーみたいなもんですわ。若林は実力あるとは思うがゴールデンにはキツいもんになる(笑)。