総合格闘家の田村選手や阿部兄選手が青木批判をしてファンの支持を受けている状況下、他のプロ選手はどんな後出しジャンケンにて青木を批判しているのかと、いくつかのブログを拝見してみましたが、青木に関することよりも、大晦日の興行が一つに減ったことでカードが組まれなくなった選手の悲哀の方が印象に残ってしまいました。

例えば、『菊田早苗日記』の年末のエントリーを読むと、大会一週間前くらいまでは出場できるかどうか気を揉んでいた様子が伺えます。

菊田のことなど頭から消えている格闘技ファンも少なくなかったであろう師走の折りに、菊田は自分も試合が組まれることに期待していたのです。

そう言えば菊田が田村潔司に対戦表明したなんて話もありましたね。いつの間にか立ち消えてしまいましたが。

やっぱりTBSあるいはDREAMにすれば、人気レスラーである田村は貴重な商品ですから、一般層の視聴者基準で考えればどこの馬の骨かもわからないような白パン男のねちっこい寝技で傷を付けられちゃあ困るんだい!ってなりますよ。これは仕方がないこと。

菊田が強いのはわかりますけど、一般層に訴求するにはもっとキャラを立たせないと。一般層なんて関係ない、TVなんて関係ない、って言うならば、ずっとアブダビで試合やってろって話ですよね。

一方の田村にも言いたい。わがままを押し通してばかりいると、その内に賞味期限が切れてしまうよと。菊田との試合が見たいかどうかは微妙ですけど。

大晦日興行からあぶれた選手は他にもたくさんいるでしょうが、DREAMもSRCも3月に興行を予定しているようですから、そこでうっぷん晴らしをするかのような、小見川も顔負けのくそったれ劇場を見せてほしいと思います。

またおって(^0^)/