今月5日更新の格闘ウィークエンダーでこんなことを書きました。

<内柴、平岡が連覇=女子の谷本歩、塚田敗れる−全日本体重別柔道>
石井慧の100分の1も魅力のない奴らの学芸会。勝手にやってろw


これに対して常連コメンテーターの方からこんなコメントが寄せられました。

 自分も柔道に青春を捧げた身としては、学芸会といわれるとむかっとするものがあるのですが、でも冷静に考えると、その競技に興味のない人からすると一競技の競技会なんて確かに学芸会と一緒なんですよね。たかがスポーツですから。
 興味のない方にも興味を持ってもらえるように柔道界ももっと頑張らないとならんすね。その辺の工夫はプロ格闘技などからも学んでいってほしいです。


これを読んだ私は、心の中で「ありがとう」と何度も呟きました。

アホな格ヲタだったら自分の意にそぐわないことを書かれると頭に血を昇らせるだけですが、このコメントを寄せて下さった方は、私が何を言いたいかを読み解いてくださったから。

私は柔道の全日本を学芸会と揶揄していても、そこに出場している選手たちの並々ならぬ努力や競技者としての次元の高さは分かっているつもりです。

しかし、それは私以外の誰しもが理解していることであって、それをいちいち書いていたのでは巷に散見される糞blogと同じになってしまいます。

そこら辺を理解できずに私に絡んでくる人間に限って、糞blogを書いてるんですよね。

私が同ウィークエンダー内で書いた、ハンドルネームをエントリーの表題に冠付けする云々のくだりを読んで「何様のつもりだ?」と立腹した方もおられるかとは思いますが、その挑発はあくまで『K-1心中』に対抗意識を持つブロガーに対する゛身の丈をわきまえなさいよ゛というメッセージに他なりませんので、まともで偏りのない格闘技ファンの皆様方にはご理解の程よろしくお願いしたいと思います。

また、DREAM.8の観戦記に対しても多くのコメントを頂戴しまして、誠にありがとうございました。当ブログはK-1を冠するタイトルでありますが、総合格闘技を愛好する方々からもコメントをいただけることを大変うれしく思います。

私は、当たり前のことですが、K-1も総合もプロレスも分け隔てなく見ております。重要なのはルールやシステムではなく、"そこに闘いがあるかどうか"です。いくら格闘技が真剣勝負をアピールしたところで、どちらが勝っても負けても観客に何も伝わらないようなものには見る価値はありません。

私はそのような観点でブログを更新し、プロ格を愛する余りに、また流麗な文章を書く技能もないために、嫌味な文章を書いてしまうこともありますが、自分でそれを毒舌などとは全く思っておりません。

毒舌と言えば、時折目にするのが、総合ファンがK-1を馬鹿にしたり、逆にK-1ファンが総合を罵ったりする格好で毒舌家気取りしているブロガー。そんなものこそ毒舌でもなんでもない、屈折した格闘技観の現れであり、愛情の欠落した文章からは嫌悪感しか伝わってきません。

とにかぐプロ格LOVE゙が基本。その精神でこれからもblogを更新していきたいと思います。