五味の挨拶
休憩前に五味が登場して挨拶。何を言ったのか聞き取れませんでしたが、スポナビの記事によると、修斗でウェルター級王者の中蔵とノンタイトル戦を行うことが決まった模様です。



戦極ライト級王者・北岡の挨拶
休憩明けには北岡が北岡らしく登場。

いっしょにTV観戦していた娘が北岡を見て、何の予備知識もないはずなのに「この人、キモい。この顔、キモい」を連発していました。北岡のキモさは本物のようです。

挨拶では、「タイトルマッチの挑戦者はケチョンケチョンにしてやります」と宣言してくれました。大いに期待させてもらいましょう。



○BIG・ジム・ヨーク(KO)ジェームス・トンプソン×
ゴング直後の突進が売りのトンプソンですが、今回は横に避けられて、勢い余ってトップロープから上半身が飛び出してしまいました。そして、体勢を戻しているところにパンチをもらい、その流れでさらに数発パンチを被弾してダウン。いきなり劣勢に。

しかし、ヨークも決定打に欠き、試合はもつれ始めましたが、最後はヨークのフックでトンプソンが半失神ダウンして試合終了となりました。

試合後は勝者敗者ともにどうでも良いマイクアピールを行い、コントのような一戦の幕が閉じました。



○ナム・ファン(KO)門脇英基×
門脇は何をやりたかったの?・・って誰もが思ったはず。組み付かせないほどの圧力がナムにあったのか?

本来であれば門脇スペシャルあたりで一本勝ちし、日沖と双璧のような存在になるはずだったのでしょうけど。あれじゃぁ、ただの貧相なオッサンですよ。



○日沖発(一本 ※腕十字)クリス・マニュエル×
主催者の期待通り日沖が圧勝して、このトーナメントの核たる存在になってくれました。

腕十字から三角、再び腕十字という流れるようなフィニッシュ。そんな強さを見せてくれる選手を待ってましたよ。この日沖の華麗なサブミッションに青木を連想した人も多かったのでは?

日沖にはフェザー級の枠にとどまらず、戦極の大黒柱になってほしいですね!!



○キング・モー(判定)川村亮×
川村の粘りで見えてきたキング・モーの実像。川村って何気に凄くない?内藤がまったく歯が立たなかった相手にあそこまで善戦したのだから。内藤がどれほどのもんかわかりませんが。

モーの上下のフェイントを見抜いてタックルを決められないようにすれば、日本人でも十分に勝機を見出せることがわかりました。ここら辺の技術解説は、唯一まともな技術論を語れるブログとして有名な『別冊・プロレス昭和異人伝』のshingolさんにお願いしたいと思いますが、モーについては既に書かれてますね。

キングモーはどこまで行くのか?



(追記)
・モーは負傷したせいで不調だったようです。

・フェザー級GP二回戦に勝ち上がった日本人は三人でしたが、下手に数多く勝ち上がられるよりは適度な数で良かったと思います。