3月のK-1横浜大会で、K-1GP覇者レミー・ボンヤスキーと、大晦日にバダ・ハリを秒殺した総合格闘家、アリスター・オーフレイムの一戦が組まれました。

大晦日のK-1惨敗を受けて、私は3月に「K-1vs.MMA」というアングルの試合を絶対に組むべきと元旦から言い続けてきました。以下、1月1日更新『K-1ファンの皆さん、目を覚ましてください!』より抜粋。

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K-1ファイターは単なる刺身のつまでしかなかった昨夜のDynamite!!勇気のチカラ2008。いよいよK-1を本気で再構築する時期に来たのかもしれません。

今回のK-1勢惨敗で、よいこのK-1ファンたちにも目を覚ましてほしいところですね。いや、私自身もこれまで以上にK-1に厳しく接していかねばならないなと気を引き締めました。まさかK-1ルールの試合で、その専門家のK-1勢がここまで惨敗するとは夢にも思っていませんでしたから。

私は予てからK-1ファイターらの稚拙なボクシング技術を指摘してまいりましたが、まったくそのとおりであることがよいこの皆様もご理解いただけたかと思います。

K-1主催者のFEGにも一言。3月の横浜大会に“K-1vsMMA”というアングルを絶対に持ち込むべきですよ。対抗戦をやらなくて他に何をやる?それ以外にK-1を存続させる道はないと言えますよ。まともなボクシングもできない連中に、ペッチンペッチンと蹴りっこやらせてもねぇ。


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それにしても、いきなりGP覇者と“大晦日の英雄”の対決を組むとは、FEGもいよいよ本気になったようですね。

まともなK-1ファンであれば、大晦日の結果を受けて、K-1vs.MMAという対決の構図が2009年のK-1の機軸になるであろうことを即座に考えついたと思いますが、当のイベントプロデューサーは、年が明けて一週間後くらいにこのアングルに目を着けた感じでしたよね。「K-1ルールで負けた3人は許せない」とか急に言い出して(笑)

主催者がそんな風だから、我々ファンがK-1を良い方向に導いていく必要があるんです。

世間様に見向かれもしないものを「素晴らしい」と誉めちぎるようなことをせず、都合の悪いことからも目を背けず、『K-1心中』は今後もK-1にダメだしをし続けようと思います。それこそが当ブログの存在意義だと思うから。

K-1に関心を持つ人が一人でも増えるように、まともで偏りの無い格闘技ファンの皆様と意見交換していきたいと思います。

最後に余談と言っては失礼ですが、オランダの強豪キックボクサー、タイロン・スポーンが日本初見参することも発表されました(対戦相手は前田慶次郎)。生粋のヘビー級ファイターではなく、元々はスーパーミドル級の選手ですから、まずは90kg級の前田と対戦させるのはベターなマッチメイクだと思います。

本来であればマヌーフやサメドフらとともにライトヘビー級戦線を盛り上げて欲しいところですが、未だその階級は作られておりません。ダイヤモンドの原石が輝くことなく埋もれてしまうようなことがなければ良いですね。