海外事情通ヅラした人間が「メイヘム、メイヘム」と騒いでる声が聞こえてきそうなんですが(苦笑)、さっそくPPV観戦記です(未だスカパー未契約のため、録画DVDを借りました)。

○山崎vs昇侍●
煮え切らない試合の末に山崎が判定勝ち。山崎は自分が勝者であるという認識はあるんでしょうか?あるとしたら終わりですよ。あんな試合は下北沢でやってろ!

1ラウンド中盤に昇侍が攻勢に出たときは、会場から「オーイ!オーイ!」が連呼されましたけど、それは多くの観客が昇侍のスカッとした勝利を期待していた証でしょう。

ただ、昇侍にも注文をつけるならば、ちょっと反応が悪い。簡単にタックルで倒され過ぎ。このフラストレーションの原因は、そんな昇侍にも原因アリです。

ちなみに、実況が山崎の名前を呼ぶ声を聞いた娘が、「山崎がどうしたの!?」と寝室からさ迷い出てきました。本当に『ガキの使い』が好きな我が娘です。そんな娘のために、そっと『ガキの使い』を録画予約した私です。プラズマテレビと同時に購入したハイビジョンディーガのHDDに初めて録画する番組がピカデリー梅田か・・・。


○ミラーvs柴田●
実況が「柴田の父は新日本でレフェリーとして活躍した・・」と喋ってましたが、柴田勝久氏はレフェリーのみならずプロレスラーとしても活躍していたような気がしますけど。

ミラーは気に入らないね。私が選手だったら、あのような選手と試合がしたい。そしてぐうの音も出ないくらいに鼻から流血させてやりたい。


○マヌーフvsキム・デウォン●
マヌーフを後ずさりさせたデウォンから、日本人選手にはない力強さが感じられました。


○中村vsブギョン●
絶妙な煽りVのおかげで、まったく無関心だったこのカードに興味を持てました。だからって煽りVがどうこうと馬鹿騒ぎしませんよw

中村の西部警察はどうなんでしょうか?

中村は初めて見ましたが、顔付きは良いし、田村に教わった技術だけで世界に通用することを証明したいと語るあたりも好印象。しなやかで伸びもあるジャブも良いですね。このジャブがあってこその右なんですよね。

肝心の腕十字も、両雄ともに非凡なものを見せ合いました。

負けたブギョンですが、もしフェザー級に転向したらKIDもやばいでしょう。


○ディアスvs井上●
一見したところでは強さを感じないディアスのパンチですが、コツコツと何発も打ち込むうちにいつの間にか相手のスタミナをも奪ってしまうのが怖いところなのでしょうか?五味もそんな感じで弱っていきましたよね。あのバンザイポーズが懐かしかった。

ところで井上は何しに来たんだ?


○川尻vsブスカペ●
またしてもブスカペの息の根を止めることは出来ませんでしたが、ブスカペをあそこまで追い込むこと自体が至難の業でしょう。


○アルバレスvsハンセン●
期待に違わぬ名勝負だったんじゃないですか?こんな清々しい気持ちになる試合ってのも珍しい。

あと思ったのは、アルバレスがクイズ番組に出たら馬鹿な答えを連発しそう。


○宇野vs石田●
宇野はパンチが上手かったなぁ。石田選手は1ラウンドの最後になって、やっと持ち味が出てきた感じ。

私としては、どちらにも勝ってほしい対戦でした。


宇野が石田陣営に挨拶へ行った際、川尻が冗談抜きの鋭い視線で宇野に一言二言。負けた石田は泣き崩れて退場。これぞまさに格闘技ですよ。

閉会式でも川尻が宇野に詰め寄る形で対戦をアピール。決勝ラウンドの組み合わせがどのようなシステムで決まるのかわかりませんが、川尻vs宇野は決定じゃないですか?

川尻vs宇野、アルバレスvs青木or永田

決勝ラウンドはこんな感じで。ライト級GPがにわかに加熱してきました。