DREAMライト級GPセカンドステージ(準々決勝)の組み合わせが決まりました。

川尻達也vsルイス・ブスカペ

石田光洋vs宇野薫

ヨアキム・ハンセンvsエディ・アルバレス

永田克彦vs(青木真也vsJZ.カルバンの勝者)

川尻vsブスカペはPRIDE武士道の再戦になります。前回は川尻が苦戦しながらの判定勝利だったので、完全決着戦として楽しみではあります。しかし、粘着質のブスカペは、煮えたぎるマグマのような川尻の凄みを引き出すことができるタイプの選手ではないような気がします。

それより何より、私としては川尻vs宇野を組んで欲しかったです。川尻は予てから、推薦枠でセカンドステージから登場するであろう宇野のことを牽制する発言をしていました。その根底には、修斗で宇野と対戦した試合が優勢気味だったにもかかわらずドロー判定にされたことへの不満もあったかもしれません。

格闘技のカード編成の鉄則が「鉄は熱い内に打て!」であれば、このタイミングで川尻vs宇野を組まない理由はないでしょう。

石田が宇野の推薦枠出場について異議を唱えたところで、ファンの目には川尻の気持ちを代弁しているようにしか見えません。

それに開幕戦の視聴率が8.9%と不本意な数字だったことを考えると、青木とカルバンの再戦以外に川尻と宇野の闘争で強いインパクトを残すべきだとも思います。温存してる場合じゃないだろうと。

主催者も、旧PRIDE勢のネームバリューがいつまでも通用すると思ったら大間違いです。ネット上のファンの声を見ると、川尻と石田に対する逆風が確実に吹き始めているのを感じますから。