2008年02月15日

一流格闘家に課せられたプロレスマッチの追試験

『DREAM1』開催の報に湧く日本の格闘技界ですが、その裏で格闘技ファンとしても注目すべきプロレスの試合が行われようとしています。

小川直也vsジョシュ・バーネット

私はこのカードを、一流の格闘家同士のプロレスマッチとして見ています。

小川を一流の格闘家とする見方には異論を挟みたい方もおられるでしょうが、PRIDEを中心とした総合格闘技戦の戦績に、柔道時代の実績を加味すれば、一流と呼んでも過言ではないでしょう。

では、一流の格闘家同士のプロレスマッチだからどうなのでしょうか?

私は予てから格闘家のプロレスマッチの稚拙さ、熱の無さ、つまらなさについてはブログで、と言うか『K−1心中』がブログ化する以前から言及してきました。

その発端は、第1回猪木ボンバイエの観戦だったかなと記憶しております。第1回猪木ボンバイエは、2000年12月に大阪ドームで行われたプロレスの興行でしたが、私は新婚旅行第2弾の一環としてライブ観戦しまして、あまりのデキの悪さに呆れ果てたものでした。

この大会は、<一流の格闘家によるプロレスの試合>がコンセプトに置かれていたわけですが、『別冊・プロレス昭和異人伝』でも書かれているように、出場した外国人格闘家らのプロレスに対する認識が余りにも軽薄で、単なる茶番に終始してしまいました。その認識は、バス・ルッテンのバカ殿、あるいはグッドリッジのいかにもな手加減パンチに集約されていたと言えるでしょう。また、日本人格闘家らの認識も大差はなかったようで、松井大二郎の明るい表情や、宇野薫がいかにも楽しそうにアクロバチックなムーブをしていたことも私の気に障りました。

猪木のネームバリューによって大会としては満員の客を集めることに成功しましたが、その大会コンセプトである<一流の格闘家によるプロレスの試合>は全く評価されることなく、以後、そのような形の試合が主流になることはありませんでした。

その第1回猪木ボンバイエから7年と数ヶ月の月日が経過した今月の16日(明日)に執り行われる小川vsバーネット戦。このカードは、一流の格闘家に課せられたプロレスマッチの追試験である。私はそのような目で見させてもらいます。

まさかこの両者がペッチンペッチンと軽薄な逆水平の応酬をするとは思えませんが、昭和のプロレスファンを唸らすような、格闘家としてのリアリティ溢れる姿をプロレスのリングで魅せつけて欲しいと願ってます。

極端な話、あの小川vs橋本戦のような展開になっても構わない。逆にそれくらいのカンフル剤を投与しない限り、明るく楽しく軽薄な平成プロレスに緊張感を取り戻すことは不可能かもしれません。

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k1suicide at 12:21│Comments(13)TrackBack(0)この記事をクリップ!プロレスリング 

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この記事へのコメント

1. Posted by 恒星   2008年02月15日 14:26
小川直也対ジョシュバーネット!

素晴らしいカードだ!

是非ともプロレス名勝負数え歌に入るぐらいの攻防に期待したいですね!

この二人なら可能なはずですから!
2. Posted by web新   2008年02月15日 14:52
>恒星さん
ジョシュのプロレスをまた見てみたいと思えるような試合を期待したいですね!
3. Posted by blackking   2008年02月15日 14:54
いやいや、今のヘタレ小川にはそんな芸当もできるはずもありません。
橋本と激闘を繰り広げたあの頃の小川とは違いますからね。ジョシュ相手にどれだけの茶番を披露するつもりなのか?プロレスがいつの頃からかただの
演劇に変わらない代物になってから久しいですが、少なくとも俺が若い頃に
見ていたプロレスはそんなもんじゃなかったですね。プロレスは本来、格闘技やルールを超えたものであったんです。「4点ポジション?」そんなの関係
ねぇですよ!橋本が唯一小川に勝ったのはサッカーボールキックでしたからね。ジョシュが小川を覚醒させることができるか?それともそのまま永遠に眠らせてしまうのか?プロレスの明日はどっちだ?
4. Posted by 恒星   2008年02月15日 15:11
本当にblackkingさんの仰る通りですね…
現在の格闘技にはないものが昔のプロレスには確かに存在しました!

プロレス復権の足掛かりとして二人には頑張ってほしいです!
5. Posted by web新   2008年02月15日 15:51
>blackkingさん
>恒星さん
まさにプロレスの将来を左右するビッグマッチと言えますね!
6. Posted by やすにい   2008年02月15日 18:20
私もすごく楽しみです!純粋に闘いのプロレスが久しぶりに見れるのでわ?アングルと小川では楽しめない気がしますー多分前回の親日の永田戦以上にはなりえないでしょうーでもジョシュを経ることで小川が覚醒すればーその後の展開もすごく楽しみ!しかし不安が一つ。ハンセンの役割は?乱入して二人にラリアットで…みたいないかにもだけは止めてほしい…
7. Posted by web新   2008年02月15日 20:21
>やすにいさん
白黒つけろとは言いませんが、ラリアットで灰色決着だけは勘弁してほしいですね。古典的過ぎるし、シリーズじゃないから、次まで待てませんからね。
8. Posted by やすにい   2008年02月17日 00:04
小川………。ここで田村はないだろう。
9. Posted by web新   2008年02月17日 10:29
>やすにいさん
小川が田村の襟首を掴むまでしたことには、何か伏線があったんですかね?
10. Posted by やすにい   2008年02月17日 11:56
私が知るかぎり確執は浮かばないですー正直、人喰いとは絡む気がしてましたがー田村も小川が絡むのは予想外だったのではないかとー小川もジョシュに勝って次は猪木絡みでアングル経由で親日選手とベルトかけてーみたいなのを私は勝手に想像してたんで何故田村?って感じですーどうなるんだろ?私はあまり嬉しくない流れです…
11. Posted by web新   2008年02月17日 14:43
>やすにいさん
今こそ小川と新日の絡みを見たいですね。ぜひ見たい。

小川vs田村も、ピンと来ないですが興味深いです。田村をいじめたいから。
12. Posted by 無題   2008年02月17日 17:09
小川vs田村、義生が乱入。田村と義生は和解&共闘。そこへなぜかモンターニャ登場。睨み合うモンターニャと田村&義生。そして小川とモンターニャ意気投合。
こうして小川&モンターニャvs田村&義生という図式が出来上がるのです。
13. Posted by web新   2008年02月17日 19:59
>無題さん
その展開はどうでしょう・・

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