素肌美研究家の中島香里と虻ちゃんの見分けが付かないweb新です。

今日は、『Dynamite!!』の第1弾カードとして発表された桜庭-船木戦の見どころについて書かせていただきます。

私は昭和のプロレスファンですが、悲しいかな素人レベルの見る目しか持たないためにこの試合の見所が何なのかさえ解らず、UWF同士をぶつけてどちらが勝っても負けても安心なカードだなどと揶揄しておりましたが、一概にUWFと言っても、桜庭と船木はまったく異質な存在なのです。

そのことを教えてくれたのが、『別冊・プロレス昭和異人伝』です。18日のエントリー「船木に勝算はあるか?」で、桜庭vs船木の見どころが書かれています。

アルティメットなるものが世に出てきてからは、極めに至る過程のポジショニングが重視されるようになりましたが、UWFではまずはじめに極めありきのスタンスで技術を磨いていました。

今回の桜庭vs船木は、【ポジショニングの技術から総合にアプローチした桜庭=平成の総合格闘技】と【極めの船木=昭和のUWF】のイデオロギー闘争でもあるのです。

と言いたいところですが、船木はポジショニングを覚えるためにグラバカへ足繁く通っているようで残念。

付け焼刃の技術でどこまで桜庭に通用するのでしょうか?

ちなみに田村がこの試合について「一発当たれば船木さん」と語ってましたが、出会いがしらの打撃で勝負が付いてしまったらこの試合を組んだ意味はなくなると思います。

『異人伝』のご教授により、私の中で桜庭-船木戦がじっくりと堪能したいカードに昇華されました。

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