大晦日に向けて吉田秀彦の去就が俄然注目され始めた。

ここでHERO'Sに出場したのでは今までPRIDE再開を待っていた意味が無くなるということで、やはりPRIDEの臭いが強い「やれんのか!」への出場が最もあり得る線なのだろう。

吉田自身もヒョードルとの対戦について、「やってもいい」と公言しているようで、所属事務所も大晦日はヒョードル戦か回避かで交渉しているとのこと


この吉田側の姿勢について、『おまえらの好きにはさせねえ』ではこのように記述してあった。

はっきり言えば吉田はジェームス・トンプソンに負けた選手であり、もうずいぶん長く、印象的な試合をしていないロートル選手である。個人的にはプロ選手としての姿勢にも「?」がつく人だと思っている。ズバリ、「やってもいいですよ」と言う権利があるのはヒョードルの方である。

たしかに、、、。でも、私は吉田の「やってもいい」発言を違和感無く受け入れていた。それは、吉田にはその発言をするだけの格があるという認識が私の中にあるからだろう。

吉田の格?

シウバに2回負け、ミルコにも惨敗、決して一流とは言えないトンプソンにも競り負けた。そんな吉田に果たしてどれだけの格があると私は考えているのか?

それは他でもない。オリンピック柔道金メダリストとしての格である。

吉田はこの実績を食い潰しながら、負けても負けても一流どころの扱いを受けてきたのだ。

こと大晦日の大会ともなれば、格闘技ファンのみならず一般の視聴者を取り込むことが重視される。その観点から言えば、日本においては吉田>ヒョードルなのだ。

吉田が「やってもいい」とお高く留まっているのも致し方ないことなのである。

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