2007年10月23日
アメリカンプロレスの逆襲 〜レスナーUFC参戦〜
亀田狂想曲も一応の納まりを見せ、ブログランキングの順位もそれぞれ落ち着くところに落ち着いた感があります。秋の陽光を浴びながら、湖畔をウォーキングしている人々を眺めるようなまったり感。『K-1心中』も例外ではなくポイントが減りましたが、不思議と心地良い気分です。
さて、今日はブロック・レスナーのUFC参戦が決定したことで、「アメリカンプロレスの逆襲」と題したコラムを書いてみようと思います。最後までよろしくお付き合いください。って、コラムニスト気取りかよ。
金曜夜8時には必ずTVの前に座っていた私たちの世代にとってアメリカンプロレスとは、強さとは縁遠い、派手なエンターテイメントといった印象が強いものでした。
一方で、UWFに代表される格闘技の要素を取り入れたプロレスこそが最強であると信じ込んでいました。「格闘技の要素を取り入れた」と書きましたが、それは今であるからこそ書けるのであり、当時はUWFこそが最強の格闘技スタイルであると信じて疑わいませんでした。
そのように盲目な大多数のファンの後押しを受け、UWFは必要以上に増長しました。
「UWFに対応出来るアメリカの選手は少ない。アイアンシークが出来ると聞いたが」
これは、UWF全盛時代の前田か高田の発言です(『別冊・プロレス昭和異人伝』から引用)。
本気の発言だったのか、UWFのスタイルをアピールするための宣伝だったのか、私にはわかりませんが、当時この発言を聞いた日本のプロレスファンの大多数は、それを鵜呑みにしたはずです。
まさにアメリカンプロレスとは、強さという概念と程遠いものであるという印象を我々は抱き続けたのです。
しかしその実態は、アメリカンプロレスラーの多くがしっかりとしたアマチュアレスリングの下地を持つ選手だったのです。
そして、MMA全盛の現在、数多くのアマレス出身選手がその舞台で活躍しています。アマレスの強豪たちにとっての選択肢が、プロレスだけだった時代からプロレスかMMAかの2択に変った。それだけのことです。
往年のアメリカンプロレスラーたちが、現在のアマレス出身選手のようにMMAに対応できる練習を行なったとしたら、当然そこでも光り輝くことが出来たはずです。
ブロック・レスナーは、NCAAレスリング王者からプロレスに転向し、そして今回UFCに参戦します。UFCのヘビー級ファイターにとっては脅威でしょう。
アメリカンプロレスとは、オーバーアクションが売りの単なるエンタメプロレスにあらず。その根幹にあるレスリングの強さというものをオクタゴンの中で存分に発揮して欲しい。アメリカンプロレスを曲解していた者として、懺悔の意味を込めてレスナーの活躍を心から祈ってます。
≫≫≫応援ありがとうございます。人気blogランキングへ
さて、今日はブロック・レスナーのUFC参戦が決定したことで、「アメリカンプロレスの逆襲」と題したコラムを書いてみようと思います。最後までよろしくお付き合いください。って、コラムニスト気取りかよ。
金曜夜8時には必ずTVの前に座っていた私たちの世代にとってアメリカンプロレスとは、強さとは縁遠い、派手なエンターテイメントといった印象が強いものでした。
一方で、UWFに代表される格闘技の要素を取り入れたプロレスこそが最強であると信じ込んでいました。「格闘技の要素を取り入れた」と書きましたが、それは今であるからこそ書けるのであり、当時はUWFこそが最強の格闘技スタイルであると信じて疑わいませんでした。
そのように盲目な大多数のファンの後押しを受け、UWFは必要以上に増長しました。
「UWFに対応出来るアメリカの選手は少ない。アイアンシークが出来ると聞いたが」
これは、UWF全盛時代の前田か高田の発言です(『別冊・プロレス昭和異人伝』から引用)。
本気の発言だったのか、UWFのスタイルをアピールするための宣伝だったのか、私にはわかりませんが、当時この発言を聞いた日本のプロレスファンの大多数は、それを鵜呑みにしたはずです。
まさにアメリカンプロレスとは、強さという概念と程遠いものであるという印象を我々は抱き続けたのです。
しかしその実態は、アメリカンプロレスラーの多くがしっかりとしたアマチュアレスリングの下地を持つ選手だったのです。
そして、MMA全盛の現在、数多くのアマレス出身選手がその舞台で活躍しています。アマレスの強豪たちにとっての選択肢が、プロレスだけだった時代からプロレスかMMAかの2択に変った。それだけのことです。
往年のアメリカンプロレスラーたちが、現在のアマレス出身選手のようにMMAに対応できる練習を行なったとしたら、当然そこでも光り輝くことが出来たはずです。
ブロック・レスナーは、NCAAレスリング王者からプロレスに転向し、そして今回UFCに参戦します。UFCのヘビー級ファイターにとっては脅威でしょう。
アメリカンプロレスとは、オーバーアクションが売りの単なるエンタメプロレスにあらず。その根幹にあるレスリングの強さというものをオクタゴンの中で存分に発揮して欲しい。アメリカンプロレスを曲解していた者として、懺悔の意味を込めてレスナーの活躍を心から祈ってます。
≫≫≫応援ありがとうございます。人気blogランキングへ
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by blackking
2007年10月24日 14:14
>アメリカンプロレスとは、オーバーアクションが売りの単なるエンタメプロレスにあらず。その根幹にあるレスリングの強さというもの
この場合、アメリカンプロレスが強いのではなく、レスナー個人の強さだと思いますけどね。WWEの選手がみんなアマレスの下地があるわけではありません。逆に新さんが軽視するインディの
プロレスラーにもアマレスの猛者は少なからずいます。
この場合、アメリカンプロレスが強いのではなく、レスナー個人の強さだと思いますけどね。WWEの選手がみんなアマレスの下地があるわけではありません。逆に新さんが軽視するインディの
プロレスラーにもアマレスの猛者は少なからずいます。
2. Posted by
つかさ
2007年10月24日 15:03
レスリングの格闘技、参戦してスポーツとしての地位を上げてもらいたいです。
そんなのに参戦しなくてもレスリング競技でレスリング出身選手の地位を高くできれば一番なんでしょうけど。
そんなのに参戦しなくてもレスリング競技でレスリング出身選手の地位を高くできれば一番なんでしょうけど。
3. Posted by hellharmony
2007年10月24日 21:02
最大手WWEでは、寸劇やマイクより
レスリングをもっと見せたいと言っていた
エディ・ゲレロやクリス・ベノワが死去、
レスリングエリートの代表格である
アングルもレスナーも脱退。
インディはかつての名選手が絡んで
昔ながらのレスリングを継承している
団体もあるが、報酬やステータスの低さで
いい人材を集めるのが難しい。
レスナーの戦いぶりがプロレスの再評価に
うまく繋がればいいんですけどね。
レスリングをもっと見せたいと言っていた
エディ・ゲレロやクリス・ベノワが死去、
レスリングエリートの代表格である
アングルもレスナーも脱退。
インディはかつての名選手が絡んで
昔ながらのレスリングを継承している
団体もあるが、報酬やステータスの低さで
いい人材を集めるのが難しい。
レスナーの戦いぶりがプロレスの再評価に
うまく繋がればいいんですけどね。
4. Posted by web新
2007年10月24日 22:10
>hellharmonyさん
何やかんや言っても金と名誉ですからね、人間って生き物は。
レスナーがオクタゴンを席巻し、ファンを連れてプロレス復帰が理想の形でしょう。
何やかんや言っても金と名誉ですからね、人間って生き物は。
レスナーがオクタゴンを席巻し、ファンを連れてプロレス復帰が理想の形でしょう。










