K−1ジャパン オールスター戦構想の中編です。

世代交代をメインテーマにしたこの大会ですが、中編のサブテーマは「再生」です。

「再生」と聞いて、誰しもが中迫や天田の顔を思い浮かべたと思いますが、そのとおりK−1ジャパンのロートル勢を熱い戦いの舞台に召還します。世界レベルでは通用しないロートルだって、カード次第で蘇らせることができるのです。

試合形式は旧世代vs新世代の5対5団体戦です。メンバーは、

<旧世代チーム>
中迫、藤本、富平、グレート草津、堀

<新世代チーム>
強太郎レンジャー、高萩ツトム、野田貢、佐藤(極真)、河野真幸

カード編成はちょっと意地悪な感じのシステムを考えました。新世代チームの5人がくじを引き、1番くじを引いた者から対戦相手を選ぶのです。

さらに、この対抗戦は賞金マッチ。勝利者に200万円が贈呈されます。

ってことは、「昔から憧れていた○○さんを指名しました!」みたいな戯言は誰も口にしない、シビアな対戦相手の選択がなされることは必至です。

つまり、弱そうだと見なされた相手からご指名を受けるという屈辱。果たして誰が真っ先に指名されるかが見モノでしょう。

非常に意地悪なシステムかと思われますが、ロートルはここまで追い込まないとダメです。今までがぬるま湯過ぎたのです。

そして、ここまでやれば間違いなくロートルたちの闘争心に火が付きます。

杉本彩ではありませんが、

「この勝負、絶対に負けられない」

となるわけです。あっ、失礼しました。杉本彩は「こんな快感、やめられない」でした(『ゴージャス』より。90年11月、日本クラウンより発売)。まぁ、このシステムだけで対抗戦の成功は決まったようなものでしょう。

ところで、真っ先に指名されるのは誰でしょうか?一番くじを引いた人にもよるかもしれませんが、変な意味で甲乙付け難いですよね。

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