格闘技が世間一般に浸透したことで、格闘技ジムや道場に入門する人の数も増えたことでしょう。その人たち全てが真摯な態度で格闘技に取り組み、謙虚な姿勢で練習を続けてもらいたいというのが私の願いですが、自己顕示欲が強い人間はなかなかそうはいきません。「俺は強い」とか「自分は格闘家である」などと勘違いしてしまうのです。

このような勘違い君を忌み嫌う私が書いている『K-1心中』を好意的に読んでくださっている方々の中にそのような香具師はいないでしょうが、私を非難するコメントを残すような人間ってのは、もしかすると次に記す"系統別勘違い君行動パターン"のいずれかに該当している可能性が高いのかもしれません。

<キックボクシング編>
・プロデビューどころかアマチュアの試合にすら出たことも無いのに、真顔でワイクーを練習したことがある。
・練習はひたすらサンドバッグ打ち。シャドーは初心者がやることだと思い込んでいるが、自身のフォームは滅茶苦茶。

<総合編>
・寝技の基礎動作を習得しようともせず、オモプラッタ等の上級技ばかり練習したがる。
・修斗等のプロ選手と寝技スパーしてもらい、お情けで関節を取らせてもらったことを、「俺、スパーでルミナから一本取ったことあるから」などと自慢げに語ってしまう。
・ちびっ子レスリング程度のタックルもできないが、ジムに来るなり床に置いたサンドバックに跨り、長髪を振り乱しながらマウントパンチをペチペチと放ちまくる。
・「俺、エンセンの知り合いっすよ」

<全般>
・所属ジムのプロ選手が試合後にリング上で撮影する集合写真に、何とかして割り込みたいと願っている。運良く割り込むと、気味が悪いほどのカメラ目線。
・所属ジムのプロ選手がブログにアップする写真に採用されたいがために、珍妙な行動を取ることが多い。
・指立て伏せのような芸当をこれ見よがしに人前でやるが、スパーリングはめっぽう弱い。
・格闘技のジムに通っていること自体が重要であり、練習は着替えもしないでバーベルを数回挙げるだけ。

以上、いずれか心当たりのある人はいませんか?

そして、そんな彼らは、ジムの主宰者に聞こえない範囲で次のような一言を残して去っていくのです。

・「このジムには強い人いないから・・・」
・「俺、総合の方が向いてるから・・・」