金子賢の格闘技撤退の記事には多くのコメントを頂戴しました。コメントをくださった皆様、ありがとうございました。

秋山問題やK-1MAXのHAYATOの記事を書いた時期には、時々「お前氏ね」とか「プロでもないのに何様だ」みたいなくだらないコメントが届くことがありましたが、最近は有意義なご意見ばかり頂戴しております。

クレームをつけるだけでディベートができない人間が、情けないことに2ちゃんねるに『K-1心中』のあらし依頼スレを立てたようですが、その効果は低く、私が意味の無いものとして削除したコメントの数は、片手では足りないが両手では余る程度でした。

さて、金子賢に関するコメントの中で、芸能人としての特別待遇を受けることなく一アマチュアとして極真の試合に出た長島一茂は素晴らしいというものがありましたが、まったくそのとおりです。本来は私が記事の中で対称的な例として一茂を挙げねばならない好例でしたが、まったく思いつきませんでした。一茂と金子とでは格闘技愛のレベルが違うのでしょう。

もう一つ、金子がアマチュア大会に出ることはローリターンではないのでは?という反対意見がございました。ハイリスクローリターンであると言った私が言うのもなんですが、このご意見はまったくそのとおりです。普通の感覚からすれば、どれほど恵まれた環境で練習したとしても金子は初心者であるのですから、一般のアマチュア大会に出て揉まれれば格闘家として大きな収穫になるでしょう。これが本当のモノの考え方です。

しかし、金子にとっては一般人と同じステージに立つことがどうしても許せなかったのでしょう。所詮はタレントなのです。泥にまみれてまで格闘技に取り組むほどの格闘技愛は無かったのです。