埼玉県ふじみ野市営プールで小学生が吸水口に吸い込まれ死亡した事故。

ニュースでは誰も語りませんが、これはもう公共サービスの民間委託によるサービスの質低下の最たるもの。しかも市と契約している業者は勝手に下請けに委託していたとのこと。

入札で最も安い価格を提示してこの契約を獲得した受託業者は、少しでも多くの利潤を得るために、自分でプール管理をするのではなく、さらに下請けの会社に委託したとのこと。

孫受けの会社も当然より多くの利潤を得るために、何をするかと言ったら人件費の削減です。そこらの兄ちゃん姉ちゃんを安い時給で、しかも最小限度以下の数を雇い、マニュアルも見せずに悪い意味で適当に監視させておくわけです。

その結果がこの始末なのです。恐ろしいことですが、この構図は国内の至る所で行われているんじゃないですか?

契約業者の社長の会見を見ても、なんだか他人事って感じ。

小泉改革で日本が本当に狂ってしまった気がする。でも、当初は小泉に期待していた自分が大馬鹿なんです。国民は本当に馬鹿なんです。もっと政治を勉強しなければなりません。

話題がそれました。この事件はお母さんの目の前で起きたわけで・・・。お母さんはずっとこの苦しみを抱えて生きていかねばなりません。自分の子を失う以上の悲しみはありません。

この事件に関する業者、ふじみ野市関係者を徹底的に糾弾せねばなりません。